工事工程

基礎工事

 

住宅と同様で基礎工事がしっかりしていないと、お墓が傾いてしまいます。その様なことがないよう基礎部分の地面の状況を見極めながら慎重に施工いたします。
鉄筋は4分筋を使いまして、墓地の広さ、地面の固さなど状況によりダブル配筋いたします。


ジョイント金物

 

地震や、年月がたつにつれての劣化などによる、石の継ぎ目の開きをおさえるために全ての外柵に使用しております。
石材ボンドの接着だけで十分もちますが、念には念を入れて施工しておりますのでご安心ください。


ステンレスピン

 

卒塔婆立て、小柱など細長く小さい石材に全てステンレスのピンを入れております。
特に卒塔婆立てには卒塔婆が入っていますので風の影響を強く受けてしまいます。台風など強い風が吹くと倒れてしまうおそれがありますが、ステンレスのピンが入っていれば倒れる心配が無いのでご安心ください。(石材のホゾでは強風で折れて倒れてしまうおそれがあります)
石材の接着には「石材専用エポキシ樹脂ボンド」を使用しています。


無垢心棒

 

地震対策としてお石塔(中台、上台、棹石)に無垢心棒を入れてあります。大切なお墓が傾いたり倒れてしまうのを防ぎます。
地震の多い日本では、お墓にも耐震性を求める声が高まっています。万が一大きな地震が起き大切なお墓が倒壊してしまっては大変です。このように耐震加工をしておけばご自分のお墓を守ることもできますし、周りのお墓に被害を加えることもありません。自社で建墓するお墓には全て無垢心棒を施工いたしております。
すでにお墓をお持ちで「耐震性を高めたい」とお考えの方はいつでもお気軽にご相談ください。


目地コーキング

 

目地割れを防ぐため、石材同士の接着力を高めるため、また地震対策の一環として「御影石専用耐震シーリング剤」を使用しています。
他のシーリング材と比べて粘りけが強く、乾いたあと硬くなります。しかし硬い中にも弾力性があり接着力が非常に強いく耐震性、耐衝撃に優れたシーリング材です。
また耐熱耐寒(-40度~90度)まで耐えられます。